HFを運用するにはどういうアンテナを設置するか?が最大ポイントでした。立上げる為の予備知識として、小田原「ホビー無線」さん・「アパマンハムハンドブック」作者JJ1VKL/OMのご助言によりやる気にさせて頂きました。兎に角、先の入居細則を逸脱せず、かつ快適に交信を楽しめるにはです。そこで挑戦したのが下記2種です。 

 
10Fでベランダからの運用を考えると、HF帯では市販アンテナは目立ってしまいます。調べた結果7MHz運用で「釣竿アンテナ」を知りました。グラスファイバー製の長さ5.5m釣竿を使いアンテナ線は1.25SQのIV線を釣竿に約20cm間隔で巻付け末端1.0m程を空間としアンテナチューナーに引き込みマッチング調整を行いました。バルコニー内側に設置した直交クランプに釣竿を挿入し、バルコニーに対して直角方向(外面突き出す方向)とした処、SWRは7・21MHz共良く下がりました。飛び、受けもよろしい状態だったのですが、管理組合よりおとがめが入りました。「景観を損なう」という事です。争い事にはしたくないので、好結果だったのですが断念しました。 
   釣竿アンテナ再挑戦   

 先ずは21MHzで飛ばそう!
平成17年が終わろうとしている時期、一時は自宅HF運用は諦めかけていましたが、思い切ってのダメ元でマンション管理組合と理事長に「アマチュア無線運用許可願い」を提出しました。「以下の様に遵守事項を守り、近隣宅への混信は絶対出さないように試験をしますので、、、」と.。そして正月休暇時に送信の試験調整を実施、お隣さんの協力も得ました。その結果は、単一周波数ですが満足行く状況でした。 

*管理規定を守る。
*インターフェアーを出さない。
*アンテナは細くて目立たない垂直方向る。
*異常発生したら即刻停止する。
 

ここでのポイントはアンテナ線をいかに短く釣竿末端からMTUに引き込むか!で飛び、受けが決まって来る様です。
例えSWRが下がっても長いと飛び、受けがBFである事が判りました。hi(未だ、調整要です) 

IV線の全長は6m程です。21・7MHz運用と試みたのですが、7MHzは長さが足りないようです。(21MHzで短縮率を考えて6m強かな?)
(28MHzはSWRが1.3/20W程でした。)天井軒からは約3m突き出ています。この状態で沖縄・石垣島・九州が59のリポートでしたが、受けは56〜57に付き、更に調整して行きます。