アパマンHAMの皆さん
正式アンテナを設置しなくともDX交信できます
 1)アパマンハムの苦悩  当局はアパマンハムです。10F最上階に住んでおりますが、管理上の規則でベランダ・屋上での広告・アンテナ設置はNGとなっております。にもかかわらず入居当初はHP団塊おやじの(jj1qfn.ninja-web.net/page-musen-3.html)に釣り竿アンテナを設置して管理組合から「規則を守れ」とご法度を頂きました。
 かなりの間悶々としていました。もう移動運用のみにするか?、ハムを諦めるか?、と。
過去ページ : jj1qfn.ninja-web.net/page-musen-1.html 
 2)FT8との出会い   「団塊おやじハムのアパマン奮闘記」に記述してます通り、OMさんからデジタル通信FT8の運用を聞きました。その時は「レベルが高い!自分には無理だ」と決めつけたのですが色々と読みあさり、もしかしたら感が出て来ました。このままでは常置場所運用は終わりになってしまう危機感の為「よ~し!やって見よう!」と前向き行動を起こしまして、免許の申請を起こし数か月で許可がおりました。
 以後付帯装置の製作とアプリの導入を行い、初めてマッチングが取れていない電線アンテナで21MHzを受信しましたら、なんとこんなものでもヨーロッパ・オセアニアが受信しました。
「え~~!」そりゃビックリです。
 
 3)アンテナ製作  制約順守的(?)に仕様はベランダ軒からはみ出さない物干し竿仕様とするです。(かなりいい加減ですが) 
 ベランダにあります物干し(2段)が不足なので3段目を追加する的方法でアンテナ釣り竿を物干しと平行にします。これでアンテナ作成です。
 釣り竿の長さは正規物干しより1m程長めで、IV電線をらせん状に巻き付けます。これで7と21Mhzに対応するよう試行錯誤しました。それとアースはベランダ床へコールドエンド方式でIV電線5mを5本をはわせました。
写真で左下に束ねて導き、各1本々はタイルの溝部に通して違和感を削減しています。XYLからのおとがめを無くす努力です。
又正規物干しとの平行距離は約80cmです。もっと外部へ出したいのですが、、。アンテナとしての正しいやり方が出来ませんので。
ここで試行錯誤とは一般的なワイヤーアンテナ製作では対応しませんので(建屋と平行設置等)自分流でのSWRアナライザーを駆使してのIV線長さ調整等を実施し一応以下で落ち着きました。

 7・21Mhz運用
釣り竿長さ : 5m
IV電線長さ : 7.0m (7MHz時は延伸コイル利用)
7MHz用Coil : 40mm塩ビ管に15ターン巻き
アース   : 1.25IV線5m×5本床面はわせ(写真)
ATU    : ヤエスFC-40(7・21Mhz以外の運用時) 
手動チューナー:クラニシ製NETWORK TUNER
 4)実践 7・21MHzでのFT8運用ではATUは使用せずSWRが1~1.3/10W程です。(50Wで1.5以下です)
50W運用で7・21MHz共国内はカバーしオーストラリアと韓国局は国内レベルで交信出来ます
CQ誌10月号でのHF特集で書かれておりました通り10・11月の夕方はヨーロッパと南米が好dBで入感し、全く出来ませんでしたカントリーと交信が出来ました(jj1qfn.ninja-web.net/QSLcard/eQSLcard.html
しかしレポートではこちらは+~-10dBなのに先方局は-10~-25dBと迷惑を掛けております。QSLカードを頂きますと100~200Wとありますがこちらは50Wですのでハイ~!
 5)結果と今後  まずは入居規定違反をしています。(後ろめたさ大ですが)
が、固定機でハムをやりたいのです。世界の同趣味の方と交信したいのです。
自作移動運用アンテナよりdBが良い様なのですHi!ですが、まだ満足せず物干し竿モードで良条件を模索しております。 

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